ホロスコープのしくみ






■ホロスコープとは

地球上の特定の日時/場所から見た星の配置を図に表したものがホロスコープチャートです。


外側の円は黄道=太陽の軌道です。30度づつ均等に12星座に分割されています。

チャートの中央の水平線が地平線を表すと考えてください。
左側が東(日の出位置)、右側が西(日没の位置)、MCが太陽の南中点です。
水平線より上半分が地上から見えている天空、下半分が地球の裏側から見た天空です。

円の内側にいろいろな記号が見えますが、これらが太陽、月その他惑星などを表します。
黄道12星座は地球からみた宇宙の目盛り(座標系)のようなもの。
その中を天体がそれぞれの周期で反時計回りに回っています。
(上のチャート例では太陽が牡羊座の0度に、月が水瓶座の10度に入っています)

太陽の周期は1年。つまり1年をかけて規則的に牡羊座から魚座までを一周します。
(というか太陽の周期をもとに"一年"という単位が定められたのですが・・・)
月の周期は29・5日。つまり約一ヶ月をかけて一周します。
遠い惑星ほど周期が長く、木星は約12年、土星は約30年で12星座を一周します。
冥王星になると一周するのに実に249年かかります。
日づけと時刻毎に惑星がさまざまな位置関係を取り、その組み合わせはまさに天文学的数字に。
あなたが生まれた瞬間の星の配置全体が、あなたの「持って生まれた星」です。


■星どおしの角度(アスペクト)

ホロスコープの中の惑星はそれぞれがさまざまな意味をもっています。
そして星どおしの角度によって、良い面が発揮されたり、悪い面が発揮されるなどします。

角度として、もっとも調和的(イージー)とされている座相が
120度=トライン、次が60度=セクスタイル、
一方、不調和(ハード)とされている座相が
90度=スクエア、180度=オポジション、150度=クインカクスなどです。
そして重なった状態・0度=コンジャクションは場合により調和か不調和に解釈がわかれます。

上のチャート例では調和が青線で、不調和が赤線で表示されるようになっています。
昔はこれらを吉か凶かで断定的にとらえていましたが、
最近ではイージー=対処しやすい課題が与えられるか
それともハード=難しい課題が与えられるかというように
とらえ直すようになってきました。

チャート内の星のアスペクトを図表化したもの


■ハウスシステム

ホロスコープチャートを見ると外側の円が道12星座に30度づつ均等に分割され
その内側がやや不均等に、やはり12に分割されています。これがハウス(室)です。
ハウス分割の起点となるのが東の地平線にある=上昇している星座(ASC)。
(上のチャート例では蠍座が東の地平線に上昇しています)

ハウスシステムは上昇星座(ASC)を起点として
12のハウスそれぞれが「自我」「金銭」・・・「パートナーシップ」「社会的地位」など
それぞれのテーマを受け持っています。

ハウスをどの度数で区切るが、方式にはさまざまな議論があります。
空間を基準に区切っていくが、時間経過を基準に区切っていくかなど
分割の基準のとりかたによって様々なシステムがあります。

西洋占星術は主にローマ帝国〜ヨーロッパ中部など北半球の中緯度地帯で発達したため
高緯度地方や南半球では理論に修正を要するケースがあります。
とくにハウスシステムにはいろいろな問題が指摘されています。
ハウスの分割法として中緯度地域で最もよく採用されているのがプラシダスですが
高緯度地方ではハウスのゆがみがおおきくなってしまいます。
その点を改善したのがコッホハウスシステムで
近年ではプラシダスにかわって広く採用されつつあります。
※日本でのチャートを出す際にはプラシダスでほぼ問題ないと思います。


■複合アスペクト

天体どおしが角度をとりあう場合の特徴的なパターンがいくつかあります。
代表的なものをいくつかとりあげてみましょう。
三つの天体が120度ごとに並んでいる場合、三角形を形作ります。
これがグランドトライン。もっともラッキーな座相です。
四つの天体が90度ごとに並んでいる場合、180度を二つ含む十字型になります。
これがグランドクロス。もっとも困難な運命を表す座相です。
三つの天体が150度-60度-150度でY字型をつくる座相があります。
これをヨッドと呼びます。何らかの宿命的な逃れられない事柄を表します。

それぞれどのような事柄にラッキーがあるか、困難があるかは
そのアスペクトのあらわれるハウスや天体によって変わってきます。


■多重円で相性や運勢を読む

人と人との相性を見る基本的な方法がシナストリー。
二人の出生ホロスコープを二重に表示することで
たがいの星の相互の影響を読む技法です。

また運勢を見る基本的な方法としてトランジットがあります。
出生時のホロスコープに現在の星の位置を重ねあわせることで
現在の運勢の流れを読む技法です。



このようにホロスコープを多重表示することでさまざまなテーマに対応します。

相性を見る技法として他にはコンポジットがあります。
両者の星などの度数をすべて足して二で割って合成し、
一心同体の運命共同体として見ていく方法です。
運勢を見る技法として他にプログレスやリターンチャートがあります。
プログレスは出生時の星を規則的に動かした状態を○年後の状態として読みます。
リターンチャートは、惑星が出生時の位置に戻って重なった時点のチャートを読む技法。
たとえば毎年誕生日前後に起こるソーラーリターンチャートで誕生日以後一年を占います。

高機能なホロスコープソフトでは四重円、五重円まで表示でき応用が可能。
上記ようなさまざまな技法によるチャートを重ねあわせて相互関係を読むことができます。





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